ずいぶんサボった。当然メモもサボっているので覚えていない日はあまり書くことがありません。
8/28
相変わらず一日家にいたらしい。
8/29
家にいたけど夕方にようやく動き出したらしい。
あるのは知ってたけど行ったことのない近所の本屋に散歩がてら行ったら選書がすばらしく興奮した。閉店間際に滑り込んだので急ぎ目に物色して、まだ溜まってる本もあるのに何冊か買ってしまった。会計を済ませた後で値付けも良心的で感動した。また行くと思う。
文章を書くように頼まれていたのでその骨組みを作った。頼まれたのはかなり前なのに締切の3日前にようやく動き出す。時期も相まってほとんどまともに提出してこれなかった夏休みの宿題を思い出して苦い気持ちになった。
8/30
たぶん家にいたんだと思うがわからない。
8/31
先述の文章の提出締め切りだったので夜中に書き始めたら終わったのはほとんど明け方だった。寝た。
寝て、起きて仕事したけどそんなにきつくなかった。こんなことは珍しいが、たぶんあんまり酒飲まなかったからだろう。
仕事しながらゴンチチのラジオをタイムフリーで聴いた。「今日はこれから転職エージェントとの面談。お二人のやりとりを聞いて肩の力が抜けました。ありがとうございます。」というリスナーからのお便り。まさかゴンチチのラジオでゴンチチの口から転職エージェントという言葉が発されるとは思わなくてびっくりした。
9/1
9月になった。肌寒くなってきて秋の入口という感じで、今年ももうすぐ終わってしまうなと思った。一日家にいた。
9/2
あまりにも覚えていない。
9/3
今あなたが頭に浮かべた野菜はなんですか?私はトマトです。
9/4
この日も思い出せないので、最近読んだ本で印象に残っている箇所を引用します。
私たちは頻繁に海岸で過ごした。ヴィクと私は誰もいない朝の砂浜を歩き、アラック臭い息をした漁師たちが網を引き込み、カラスが狂ったように群がっているのを見物した。スティーブは船から下ろされたばかりの、この上なく新鮮なマグロの刺身をつくり、「犬のおちんちん(犬が長い時間そこを舐めることから、最高、という意味)」だと言って味わった。いま私は、南京袋いっぱいのムール貝を海岸の焚き火の上で、貝から出る汁だけで蒸して食べている私たちを思い出す。つるっと食べたあとの殻がブリキの皿の上でカタカタいう音、息子たちのまつげについた塩、夕焼け。マッリは一日のこの時間を、「空が手術台に載っている時間」と呼んだ。それが、T・S・エリオットの「プルーフロック」の冒頭数行の、彼のバージョンだった。どうしてだかよくわからないが、私はよくその詩を息子たちに聞かせていた。
(ソナーリ・デラニヤガラ/著, 佐藤澄子/訳『波』(新潮社))
9/5
ようやく思い出せる。家にいるのもずいぶん疲れた。
昼過ぎに気晴らしに近所を散歩する。いつものコーヒー屋で、この前飲んで気に入った豆と初めて買う豆の二種類を買う。もうアイスブレンドを選ばなかったことで夏の終わりを感じる。
しばらく歩いて大きな都立庭園に行く。以前は入れなかったのがいつの間にか入れるようになっていた。この庭園のすぐ隣に位置する物件も以前内見してかなり住みたかった。もっと気に入った家が見つかったのでそちらに引っ越したもののこちらに住んでいた未来もあった。しかし初めて入ってみて、この深い緑のすぐ隣に居を構えるのは夏の虫の問題に悩まされるに違いないと思って、住まなくてよかったかもと思った。庭園は気持ちがよかったので次は紅葉した頃にまた訪れたい。
少し腹ごしらえして時間を潰して、映画館で『ドライブ・マイ・カー』観た。凄かった。タバコと車内と無言に意味があふれている瞬間があった。しばらく抜けない棘だろうと思う。観てほしい地元の友達に勧めたくて連絡しようと思ったが、地元周辺では上映していなかった。
バスや電車に乗って帰る気にはなれず夜道を歩いて帰った。道中都合よく街灯に照らされた下に閉店したタバコ屋があり、軒先に灰皿があったので吸った。面倒な更新作業を発生させるだけになっている運転免許のことを思い、ペーパードライバー講習でも受けに行こうかと考えた。
9/6
家にいた。インターネットが遅かったと思う。
9/7
家にいた。仕事が小忙しかった。
ゴンチチのラジオをタイムフリーで聴いた。George Bensonはデビュー当時Wes Montgomeryの再来との評判だったらしい。全く知らずにそれぞれを聴いていていきなり繋がったので驚いた。
自宅2階のインターネットが遅い問題の対策として20mのLANケーブルを買っていたのが届いたので配線した。疲れた。5倍近く速くなってよかったが配線が汚いのでまた直すことを思うと気が重い。