2017年5月31日水曜日

最近のこと

この頃はたくさん楽しいことがあった。
楽しいだけでなくなんとなく寂しさを感じさせるようなことも多かった。
環境が変わるということを静かに意識していた気がする。

○5/20
大学のみんなでcircleに行った。
ひどい日焼けと酔いにまかせて、感じのいい音楽を空を仰いだりしながら聴いた。
大好きな人たちと誘い合わせてそんなことをして当たり前みたいな幸せだった。

○5/21
circleが終わって先輩のうちに泊まって、温泉に行ったりうどんを食べたりした。
おれは情がないように見えたりよく喋るという印象を与えるらしく、その組み合わせはかなり最悪なのではないかなど考えた。

夜には兄のツテで仲良くなった人たちと飲んだ。
時間が過ぎるのが早くて終電を逃した。
運良く特急電車に飛び込んだはいいが寝過ごして大牟田を通過、熊本にまで足を伸ばしていたところを友人の母に助けられた。迷惑をかけた気がする。
夜通し歩いて日が明ける頃に帰宅した。新幹線の高架下で覆面パトカーに職質された。
友人が公権力に抗うのを間に入ってたしなめるということも暫くはないのかと思うと少し寂しい気がする。

○5/22
日中に引越しの見積をして、夜の便で福岡を発った。
日付が変わる少し前に成田空港に到着して、簡易に設えられた就寝スペースで夜を明かした。

○5/23
まだ誰も活動しないような時間にバスに乗って東京駅に向かった。
一度JR側から入ってしまうとなかなか駅から出られないのは相変わらずだった。
よくわからないまま電車を調べて、西新井へ。事前に予約した不動産屋に向かう。
内見と諸手続きを済ませて松屋でねぎ丼をめちゃくちゃにかきこむ。
友人と早稲田での待ち合わせが19時にもかかわらず、3時間前には着いてしまい時間を持て余す。散歩していたら新宿に着いていて、引き返していたら約束の時間を過ぎてしまった。こういうのがある。
なんか色んな話をしたけれど疲労に酒が染みてうつろだった。

○5/24
3人雑魚寝の結果、首の違和感を福岡に持ち帰ることとなった。
自分だけ少し早く友人宅を後にして空港へ。福岡はなんとなく落ち着く。
「これから大人になるのだし」と気持ちが大きくなって、彼女に誕生日プレゼントを買った。いかにも恋人へのプレゼントらしいプレゼントを手に取るのは気恥ずかしくて浮足立ってしまった。

○5/25
市役所で手続きをするなどし、友人と合流。
いつも通りの道を散歩したり他愛ない話をして過ごした。

○5/26
大学に行って手続き。
後輩とか友人に会えて嬉しかった。まだあんまり隔たりを感じたりしなくてよかった。

彼女の実家に行った。
めちゃくちゃに懐いていた彼女の姪は機嫌が悪くて、東京に行く前に嫌われてしまった。
疲れていたのか22時頃に寝た。

○5/27
朝から仕事に行く彼女を駅まで送った。
本当に気が遣えない自分は彼女の実家で惰眠をむさぼり、夜の用事までひたすら眠った。

夜には5月生まれの誕生日を祝うのと自分の送別を兼ねた会が催された。
人から物を贈られるのは嬉しい。誰が何を思って選んだとか意味が豊富でたくさんのことを思う。
自分に自信はないけど周囲の人間にはとても恵まれた人生だと思う。
ありがとうございます。

○5/28
この日をもってしばらく彼女と顔を合わせることはできないのかもと思うと少し寂しかった。前日と同じように、朝仕事に行くのを熊本駅で見送った。

○5/29
福岡からたまたま大牟田に帰ってきていた大学の先輩と昼ごはんを食べた。
なんだかよく喋るけど面白くていいやつだなといつも会うときと同じ感想をもった。
いつも同じ感想を持てる人はぶれなくていいなと思う。

夜には一番親しい友人と温泉に行きマクドナルドを食べるといった、普段と変わらないけど最も愛せるプランを実行した。
家に帰ったら、兄も合流して3人で近所にホタルを見に行った。
近所で見れるホタルが本当に好きで、普段はあまり好んで通らないような鬱蒼とした水辺が違った印象を与えてくれるのがいい。

○5/30
朝に移動。夕方に新居について周辺を散歩した。
近くの銭湯に入るも勝手がわからず、いかにも下町育ちといった風情のおじさんに怒られた。お湯は熱かった。
まだ荷物が届いておらず床にそのまま寝た。

2017年5月9日火曜日

ひとつまみ

アルバイト連続出勤2日目。なんの滞りもなくうまくいった。
早く作業が終わってしまったので1時間早く退勤するよう促され、雑務などをこなして定刻を待つも本当にやることがなくなってしまい(正確にはなにもやる気が起きなかった)、退勤まであと5分といったところで同じ作業を担当していた初出勤のバイトの人と倉庫内を散歩して時間を潰した。
3分くらい歩いたら飽きて、ぼちぼち帰ろうとしていたら節介なおっさんに捕まり何かやるよう命じられる。腕時計に目配せしながらおっさんに適当なことを喋る、うちにチャイムが鳴り定刻。一緒に散歩したバイトの人が県外から車で通っているらしく、雨が降っていたこともあり自宅の近くまで乗せてもらう。
筋肉も盛り上がってきたことだし万事うまくいきそう。

切れた耳

今日からまたアルバイトを再開した。
ツイッターによると前回ミスって行きたくないなどうだうだ言ってたのが4/21だったので、2週間以上もヤダな気持ちになっていたということになる。ヤダな気持ちだけでなく様々な用事が重なったこともあるけど、その用事にかこつけて休んだという節も否めない。

その用事の中でも特に自分の印象に強く残ったものとして、大変懇意にしている大学の先輩の結婚式があった。
自分が生まれて初めて出席する結婚式だったというのもあるし、これから先こんなに好きな人達の結婚をこんなに好きな人達と祝福できる機会はないかもしれないなと思った。普段ふざけて適当なことばかり言っている二人が厳かな場で、これまで関わりのあった人々に囲まれて、愛を誓うのを見つめるのに冷静ではいられず泣いちゃった。凄い体験だった。しばらくなんか冷めてたし感情の洪水とかこれ以後たぶんあんまりないなと思っていたけどふつうに感情の洪水だった。

で、今日の話なんですけどバイト先の倉庫で、初めての外作業だったけれど最悪のタイミングで黄砂が飛来し、終日太陽光に晒され皮膚は赤く焼け、ひたすらコンクリートの塊を積んだり下ろしたりして家に帰るなり珍しくすぐさま入浴のち夕飯を済ませ、9時頃には床についた。
あまりに極端な規則正しさ、たまには楽しいと思えるけど明日にはだるくなって夜更かしするんだろうな、ということを考えながらまたこれから二度寝。