新年早々、去年の記録の続きです。
友人とか先輩とか書いているとわかりづらくなってきて、特定されない程度に人名や固有名詞を出すかどうかで迷っています。
12/9
正午頃に家を出て散歩。一日何の予定もないので思いっきり歩きまくろうと思う。
家に誰もいない状態でふと思い立って外出したので戸締り火の元ちゃんと確認したか思い出せず不安。
Leavesという友達がやってるカフェに昼飯を食べに行く。少し歩くけど、実家の徒歩圏内でおいしいランチを食べられる店をやっていてくれてありがたい。帰省中ラーメン食べすぎで胃が疲れたので欲してた。カレープレートを頼んで食べた。
2日前にふじで朝方まで話していたのでその感想戦みたいな会話になりつつもしらふで話したい話を少しした。「同じものが好きな人と会った時、高揚するか警戒するか」みたいな話題が面白かった。私は警戒します。
今日何するのと聞かれ、「これからもっと散歩して、最終的にフェリーに乗りたい」と話した。
店を出て、通っていた中学を横切り、通っていた高校の最寄り駅で電車に乗る。人生の途中までがコンパクトすぎる。
長洲駅で下車。さらに少し歩いてフェリーターミナルへ。この日は全ての乗り換えがあまりうまくいかず何度も待った。フェリーを待っている間に喫煙所からこれから海を渡って行く島の方に何本も光の柱が立っていて綺麗だった。
有明フェリーは500円で乗れて人が全然いなくて心地いい。しばらく客室内から眺めたのち甲板からも海を見て気分がよくなった。
フェリーの到着先である多比良港周辺には何もなかった。本当に何もなかった。
コンビニでコーヒーを買ってまったりしていたら運動部らしき高校生が何人も横切っていった。そういえばすぐ近くにサッカーで有名な国見高校があり、その生徒かもしれない。最近あんまり名前聞かないね、と思った。
すっかり日も暮れて港町的な暗さに沈鬱してきた。ただ散歩しにきただけだからこのままとんぼ返りでもいいのだが、街に対して暗いイメージのまま帰るのもなんだかよくないし、実家に長く滞在していてちょっと一人になりたくもなっていたので急遽宿を取ることにした。
港の近くには本当に何もないので島原方面まで移動する。
チェックインを済ませて部屋に入るとなんだかイヤ〜な気が漂っていたが、服を脱ぎ爆音でテレビを見ていたらずっと昔から自分の部屋だったかのように振る舞えた。仮にオバケかなんかがいたとして、むしろオバケの方がうんざりしてしまったんだろう。
外に出ようと思うが街の地図がまだ頭にできていない。最低限の調査を済ませて近所を散歩がてら探索。小さなサコッシュ一つしか持ってきておらず着替えもないため、コンビニで明日の下着だけでも買おうと思ったら結構高かったので断念。
まだギリギリ近所の温泉が開いていたので滑り込む。先日のヒートショックが怖くてまだ恐る恐る入浴している。かなり熱めのお湯だったため軽くめまいがした。早々にあがる。
風呂に入って気分はよくなったが外は寒すぎる。まったく人気のないアーケードをしばらく歩いてほうじゅうという店に入る。
後ろの座敷席で忘年会をやっていた。カウンター席には先客が一名いた。なぜかカウンターの後ろに小川が流れている。生け簀に魚が泳いでいる。
お通しの魚の煮付けがうますぎて今晩の幸せを確信する。何の魚ですか?と聞くと色々入っててよくわかんないと言われた。島原はかなり醤油が甘くて濃い。全ての料理がうまかった。満腹かつかなり酔ったが会計が安くてびびる。もっとたくさん食べたいので次は複数人で来たい。
宿に戻ると宿泊客用のランドリースペースを発見した。今日着ていた下着とシャツだけ洗濯した。明日も清潔な服が着られて嬉しい。
洗濯乾燥終わり、部屋に戻って支度して寝る。
----------
今日は一日分だけで終わります。