植田くんが東京を離れてシンガポールに行ってしまった。
出国直前には粟国と一緒に三人でとりとめもない話で夜を明かすなどできたが何しろ時間が足りない。
近くにいる間は会う理由もあまり思いつかないので誘ったりできなくて、話したいことは突然思いついたりしないけれど、離れてしまうといろんな話をしたかったなと思う。
年末年始に地元に帰った。
主に福岡県は大牟田市〜熊本県は熊本市のそれぞれどこかにずっといたような気がする。
毎年年末年始の感覚というのは少しずつ薄れていく。
年が終わること、年が明けること、まったく感慨もないまま新しい年を迎えた。
大学時代仲良かった先輩夫婦には子供ができていた。近く生まれるらしい。
しばらく東京に住んでいると周りにいる人達はほとんど誰も結婚していないし、子供など持っていて遊ぶ人とはあまり会わない。
熊本に一人暮らす先輩は東京であれば当たり前に10~15万は家賃/月かかるであろう物件に5万で住んでいた。車も持っていた。根が暗い人ではあったがそれなりにストレスなく過ごせているようだ。
東京の暮らしは刺激的だけれど、薄給のまましょうもないアパートに6万弱、奨学金を払いながら暮らすことは幸せなんだろうか。夢のある人にはそれでもしがみつくだけの何かがあるように思う。
おれにはなにもない。”Me, no what."です。
最近は好きなことがなんだったのかもわからないまま、とりあえず仕事でかろうじて興味のある技術の勉強を続けていたらなんとなく楽しくなってきて、こういうので自分はなんとか成り立たせることができるんだなと思う。
今年もよろしくお願いします。
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